～発想を具現化する・要望を形にする・希望を現実にする～　などよく耳にしますが、建築は時として何かを犠牲にするケースがあります。
例えばデザインのみを追求するあまり強度（構造）を無視するような建物に変貌してしまう。逆に強度を過度に追求するあまりデザイン性を欠くような、それでいて生活動線にも影響が出てしまうケースは数多く存在します。
なぜそうなるのか？…….私が出した答えは業種別に組織が違うからだと。
本来、想像を具現化するためにはデザインの段階から再現化できるのか？強度は？申請上問題は？長期的維持管理上問題は？他の構造物との取り合い問題は？
…結論、デザイン会社、設計会社、工務店が別々の組織で仕事をすることに問題があるのではないかと考えます。私たち稲垣建設は、一つの組織としていつもお施主様のご要望を、「設計の観点」「デザインの観点」「作り手の観点」で複合し現実になることを話あって、そしてお施主様と一緒に創りあげたい、そして住んだ後も喜んでいただきたいと願っている会社です。